令和元年が終わります

12月。
今年度予定の実験もまだまだあります。

まずは稈内の構造性炭水化物であるセルロース含量を測定。
ソックスレー抽出後のサンプルを塩素処理、その後アルカリ分解し、重量の変化を記録。
続いて稈内の非構造性炭水化物を酵素法で測定。

稈内の成分分析が終わったら、今度は玄米成分。
食味に影響するアミロースとタンパク質含量を測定。

とりあえず今年の実験はここまでにして、秋に収穫した種子の整理を実施。
現在保管している種子の更新、改良途中の後代系統、新たに交配した個体など今年も様々な種子を100種類以上採種したのでリストを確認しながら作業。
これまで保管していた不要な種子の廃棄も行い、最後に10個の箱に種類ごとに整理。
冷蔵庫に保管する前に、10箱分の保管リストを作成して終了。
種子を保管するスペースは冷蔵庫1台分しかないのですが、年々種子数が増えているので今後要検討です。

そして最後に今年もお世話になった実験室、作業室、居室を大掃除。
普段掃除しないところを重点的に行い、最後は床磨き。
ガラスもピカピカになり、床、棚、扉などもスッキリ。

年明けから、今年度の残りの実験や3年生の卒論のための実験などを予定。
令和2年も忙しそうですが、地道に頑張りましょう。