真夏の圃場作業と実験

8月になり、イネが次々出穂してきました。
出穂と同時に圃場作業と実験も忙しくなってきます。

まずは圃場作業。
出穂後に倒伏すると登熟に問題が生じるため、倒伏防止の紐張りが必要。
猛暑且つ花粉が舞う環境ですが、大事なサンプルを守るため作業を進めます。
今年は136ヶ所に紐張りを実施。

続いて、この時期にどんどん出てくる雑草対応。
水田圃場内の雑草は表層を掻いて取り除き、畦は刈り払い機で。
イネ生育の邪魔になる雑草なので毎週コツコツ作業していきます。

研究では出穂と同時に実験が次々始まります。
稈のサンプリングと物理強度の測定、SPAD計による葉身のクロロフィル含量測定、草丈や分げつ数の測定など、計画に従い進めていきます。

来月になればいよいよ収穫。
収穫の準備もそろそろしなくてはいけませんね。