4月作業と新型コロナ対応

4月になり、いよいよ研究が本格始動。

まずは研究計画に合わせて播種。
今年の播種はセルトレイへ5188粒と苗箱へばら撒きを4箱。
今年は数人で行えたので作業が早い!
水を与えてシルバーポリで覆い、出芽を待ちます。

出芽して苗が大きくなってきたら、DNAマーカー選抜用のサンプルはDNA抽出。
葉を2cmくらいサンプリングして768個体のDNAを抽出。

ちょうどこの時期に新型コロナ非常事態宣言。
進行中で中止できない実験は最小人数+短時間で許可。
密を避けるため、一人作業で対応。
なお、宣言後は講義だけでなくゼミもオンライン。

抽出したDNAをSSR、CAPSマーカーでPCR後に遺伝子型確認。
今年は少なめに設定していたので1日192検体確認で8日間で完了。
遺伝子型で目的の苗を選抜していきます。

圃場では例年通り、施肥をして耕耘し、入水開始。
さて次は代かきと移植作業。
毎年ハードな5月がやってきます。