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人工気象室の利用状況

人工気象室とは人工的に温度、日長管理ができる部屋で、天気に左右されず、再現性のある植物生育状態を実現させることのできる部屋です。また、ここでは遺伝子組換え植物も扱うことができます。遺伝子を改変したウイルスを接種した植物も法律上遺伝子組換え植物に該当するので、よく利用しています。

まずはトップページから。3部屋あり、右から1, 2, 3番となっており、部屋に入ると左右にラックがあります(上の図)。ラックの内部には数枚の棚板(以下、棚)があり、この棚ごとに契約し、使用料を支払う仕組みになっています。トップページは上から3, 2, 1番の順で使用状況が一目でわかるようになっています。
設定温度、日長も登録できます。日長に関しては実際に登録するのは点灯時刻と消灯時刻だけで、その値から日長を計算して表示させています。
また、研究室ごとに(もちろん自動で)色分けして表示させているのでパッと見すぐに分かります。

各棚内の編集アイコンをクリックすると内容(使用者、植物名、コメント)を修正することができます。もちろん自分で管理している分は当然把握しているのですが、他人のものはよくわかりません。何かあったときに「この植物はだれが管理しているのか?」ということが分かるようにしておくと便利だと思います。緊急時だけでなく、「余った植物を誰かに使ってもらいたい」とか「この、余ってそうな植物がほしい」という時にも使用者がすぐに分かるので良いと思います。

トップページの下のほうはこんな感じ。
研究室ごとの使用棚数が表示されています。棚の数で課金されるので自分の研究室の契約棚数を把握するのに役立ちますね。

使用する棚の数は契約情報と関連しているので使用者が勝手に変えると面倒なことになります。
そこで、研究室と使用場所の登録情報は事務職員が「使用研究室の登録・変更(事務室専用)」(アクセス制限付き)から変更できるようにしています。その画面は上のトップページとほとんど同じなので省略します。

とりあえず以上です。
人工気象室の効率の良い利用ができるようになれば幸いです。