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研究成果が公開されました

3月に博士の学位を取得した益子君、Farihaさんの論文がオンラインでアクセスできるようになりました。

・益子君:クリニウイルスのTICVのp27がサイレンシングサプレッサーであることを示した論文
The p27 open reading frame of tomato infectious chlorosis virus encodes a suppressor of RNA silencing.
・Farihaさん:インドネシアのメロンに感染していたベゴモウイルスが、異なる2種のウイルスの組み換え体であることを示した論文
New recombinant of Tomato leaf curl New Delhi virus infecting melon in Indonesia.

2017年にインドネシアに行った際に採集したヘチマに感染していたベゴモウイルスの全塩基配列を決定しました。宇大で研究を学ぶプログラムに参加していた高校生も、インドネシアに同行し、その後宇大で実験も手伝ってもらいました。
Complete genome sequence of Tomato leaf curl New Delhi virus from luffa in Indonesia.

煉谷が東大で行っていた仕事がpublishされました。シロイヌナズナで同定したポテックスウイルスの宿主因子であるEXA1のホモログを、他の植物でも同定し、それらが多種のポテックスウイルスの感染に寄与することを明らかにしました。
Functional conservation of EXA1 homologs from multiple plant species in infection by a broad range of plant viruses.

(文責:煉谷)