特別研究と大掃除

12月になり、畑のムギ達も冬支度モードです。

11月から引き続き実験三昧ですが、12月は3年生の「特別研究」の実験も追加です。
季節的に植物体は無いので、玄米について形態、物理強度、成分などの分析を行います。
データがまとまったら、図表を作成し、ミニ論文を書いてもらいます。
最後にプレゼンもしてもらうので、次年度の卒論発表までの一連の流れを体験する感じです。

実験で多忙な中、もう一つ大事な仕事。
種子の整理。
今年採種した種子を封筒に入れ、種子保管用BOXに整理して冷蔵庫で保管します。
昨年も悩みましたが、種子が増えすぎて今年も整理が大変。
種子の所在を明確にするため毎年リストを更新していますが、A4用紙1枚にまとめるのが困難になってきました。
冷蔵庫のスペースも無いので何か対処法を考えないといけませんね。

12月最後は恒例の大掃除。
実験室や作業室の隅々までキレイにして、最後は床磨き。
入り口のドア、ガラス、棚など普段あまり掃除しないところもキレイになり、スッキリです。

あともう一つ、4年生の卒業論文が完成しました。
実験自体は10月中に終了したので2ヶ月間かけての作成です。
本ラボは論文を書いてから、学科の発表会を行う形をとっています。
プレゼンするためには自分の研究をしっかり理解しておくことが大事です。
発表会まで1ヶ月くらいあるのでしっかり準備できますね。