修士2年生の谷田春菜さんが中心的に取り組んだ研究成果が、園芸分野の国際学術誌「The Horticulture Journal」に掲載されました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hortj/advpub/0/advpub_UTD-356/_article/-char/en
トマトの近縁野生種S. pennelliiの染色体の一部が、栽培種(S. lycopersicum)の第12染色体に導入された系統(IL12-1-1)について、収穫期の果実が大玉化することを明らかにするとともに、その生理学的なメカニズムの一端を明らかにしました。近縁野生種の遺伝子を利用した果実の収量向上や、新品種の開発などに向けた展開が期待できます。
本研究室では、研究に意欲的な学生・大学院生の成果発表(学会発表・論文投稿など)を精力的に進めています。園芸作物の研究に興味のある受験生や大学生の方、宇都宮大学農学部生物資源科学科(あるいは大学院 地域創生科学研究科)で一緒に研究しませんか?