2024.03.03 日光シカ調査

 学生と一緒に、日光の方にシカのサンプリングに出かけてきました。宇都宮大学から日光までは、車で1時間15分程度です。近い!ここが宇都宮大学の良いところです。大学から少し移動すれば、自然がたくさんあります(日光の他にも、那須塩原もあります)。

 午前9時半ごろに大学を出て、11時頃に目的地に到着しました。栃木県林業センターの森林チーム、広島修道大学の奥田先生と合流し、猟友会の方々からの連絡を待ちました。宇大農学部の森林学科の学生さん達も調査に来ていました。やはりフィールドが近くにあるといいですね。森林の学生さんたちは自然が好きだからなのか、小雪が降る中、外で待っていました。わたしたちは寒いので、車の中で待機です。しかし、午前中はシカを捕獲できず…雪が少ないと逃げられるとのことでした。もう3月なので仕方ないです。午後に期待するしかありませんでした。午後3時半ごろに、やっと1頭が捕獲・回収でき、サンプリングをさせていただきました。私達は鎖骨下筋を採材し、他の方々は、体長や体重の計測を行いました。今日も貴重なサンプルを入手できました。シカを提供してくれる猟友会の方々には感謝しかないです。

【おまけ】午後の猟を待つ間、日光にある日本両生類研究所というところに行ってきました。日本47都道府県のアカハライモリが飼育展示されていたり(北海道にアカハライモリはいないので、正確には46都府県です)、両生類を用いた研究などが紹介されていて、すごく面白かったです。この日は、道路は除雪後乾燥した状態で、車でも走りやすく、山には雪がうっすら積もり、景色が綺麗でした。