2021.02.21–22 胃内容物調査

 木塚くんがイルカの胃内容物調査を始めようということで…国立科学博物館を中心とした国内の鯨類胃内容物・マイクロプラスチック調査チームに混ざり、調査方法等を学んできました。木塚くんは熱心に質問し、メモを取っていました。メモよりも体を動かして覚えなさい、との指摘を受け、手伝いをしながら学んでました。お疲れさまでした!

2021.02.20 浜に埋設したクジラの発掘

 まっ工房の依頼で、クジラの骨の発掘をお手伝いさせていただきました。天気もよく、風が強いことを除けば、気持ちの良い日でした。クジラは、約1年間浜に埋設されていたようです。最初に、埋設場の周囲を重機で掘る作戦でした。ところが、埋設場の「周り」と思っていたところから骨が出てきて、びっくりでした。大きな動きのないように見える砂浜でも、内部では砂が大きく流動しているということなのでしょう。フィールドに出ると、思わぬところで自然のエネルギーを感じます。面白い経験でした。いきなり予想外の展開でしたが、出てきた骨から順に人力で掘り出して、椎骨や肋骨を順番どおりに並べ、その数を確認しながら、作業を進めました。比較的早く作業が進んだと思います。お昼は、まっ工房さんのご友人が作ってくれた豚汁をいただきました。おいしかったです。

2020.12.05-06 まっ工房に行ってきました!

 今回は、3年生が新しく研究室に配属されたことに伴い、まっ工房、サンアイの皆様に挨拶に伺いました!といっても、金属加工(今回は、金属板をプラズマカッターで切り抜く作業)を指導していただき、結局のところ、またまたお世話になってしまいました。

 学生たちは、大人が思っているよりも器用で集中力があります。金属の切り抜きや溶接、文字や柄の彫り込みなど、初めてのことでも器用にこなしていました。すごい!みんな、思い思いの作品を作って、満足げでした。お昼には野外で海鮮丼、本当に美味しかったです。まっ工房、サンアイのみなさまありがとうございました!

2020.11.12 骨格標本できました!

附属農場で飼育されていたウシとヤギの骨格標本を作製しました。レノグリーンを入れて、約1ヶ月くらい37〜60度のお湯に浸けました。ウシは脂肪が多いためか、脂蝋が残ってしまいましたが、レノグリーンで処理した骨の脂蝋は、洗うとある程度落ちます。なぜか分からないが、レノグリーンさまさま!

2020.10.29 長野県小諸市に行ってきました

小諸市役所では、害獣や外来種として捕獲された動物を研究や教育に活用しようと様々な取り組みを行っているとのことです。今回は、磯見くんと飯島さんを連れて、捕獲個体を引き取りに伺いました。この際、駆除されたシカの解体場を見学させていただきました。プライドを持って仕事されている様子を拝見し、私も学生もやる気満々!

ついでに、信州そばを楽しみ、小諸市内を少しだけ見て回りました。小諸城の大手門や旧本陣など歴史的な建造物が多く残されていて、情緒のある心地よい街でした。

2020.10.27 標本棚

念願の標本を置くための棚を設置しました!展示スペースも作れそうです(^o^) 相田先生、棚を提供していただき、ありがとうございました。

また、棚を入れるために掃除していたら…いいものみっけ!

2020.10.16 骨拾い

大学のプール脇に鳥の骨が落ちているとのことで、拾いに行きました。カモさんでした!これもきれいに洗って、乾燥させれば、立派な骨格標本になります。いろいろなことに使えます。連絡をくれた農学部の学生さん、ありがとう!

2020.09.30 国立科学博物館で椎骨並べ

今日も国立科学博物館にお世話になりました。4年生の澤田さんが、シワハイルカの椎骨を調べに行きました!本人曰く、椎骨を順番通りに並べる作業が面白いのだとか…学生が調査をしている間、私は水族館から寄贈されたキタオットセイの仮剥製を作製させていただきました。

2020.09.28–29 国立科学博物館で骨格標本の調査をさせてもらいました

栗原一人で、国立科学博物館に骨格標本の観察に伺いました。 Morphogeometryにトライしようと思っています。また、科博海棲哺乳類担当の田島さんと一緒に、ホルマリン固定後に乾燥させた奇蹄類やハッブスオウギハクジラの胃にニスをりました。補強と防水が目的だそうです。標本作製技術、勉強になります!