当研究室に配属を希望する学生へ、初めて研究に取り組む卒論生へ、
当研究室では、できるだけ学生の興味(動物種や手技手法などに対する好奇心)に沿った卒論テーマを提供します。学びは好奇心や楽しみから始まります。
ただし、「やりたいことをやる」には、周囲の理解と協力が必要不可欠です。当研究室の場合、博物館や動物園、水族館に試料提供をお願いすることがあります。どんなことでも協力者の存在があって成り立つことを理解し、責任を持って活動してください。それができない場合には、叱ることもありますし、学外に調査に出すことはありません。差別ではなく、トラブルを避けるためです。
当研究室では、一人の研究者として扱います。当研究室に配属を希望する人は、「学生だから」という甘い気持ちはどこかに置いてきてください。当研究室では楽しく研究することを第一に考えています。そのために、それぞれが、ひとりの研究者として真剣に研究に取り組むことを望みます。
大学院進学を考えている方へ
修士課程
当研究室では、大学院生に対して研究課題を与えることはしません。研究は自分の発想を元に進めていくものです。教員は、学生に助言を与えるだけの存在です。研究を進めていく際には、多くの人たちの理解と協力が必要不可欠です。その一方で、個人の研究は他に依存するものでもなく、また教員やその他の人間から制限されるものでもありません。
当研究室に進学を考えている方は、こんなことをやりたい、あんなことを試してみたい、という程度で構いませんので、院試を受験される前に、研究課題についてご相談ください。相談していただければ、具体的な助言や、研究課題によっては、私よりも指導に適した先生を紹介することもできると思います。
なお、修士課程については、当研究室は以下のプログラムに属します。プログラム名からは分かりにくいですが、学位の名称(修士)は「農学」です。
宇都宮大学大学院地域創生科学研究科
工農総合科学専攻
農業生産環境保全学プログラム
博士過程
同上。
研究課題や博士号取得の目的等、ご相談ください。
【連絡先】
栃木県宇都宮市峰町350
宇都宮大学農学部生物資源科学科
栗原望
TEL: 028-649-5480
E-mail: nozomi-k(at)cc.utsunomiya-u.ac.jp ※(at)を@に変えてください。