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こんにちは、折りたたみ傘が手放せない時期ですね。

前回の学位記授与式の記事から3か月が経ってしまいました…。

今回は、学部3年生のアグリバイオサイエンス実験の様子を紹介します!

植物病理学研究室は6月14日から7週にわたって担当し、菌類病や細菌病の観察、ウイルスの検出を行います。

第2回の6月21日は、ジャガイモを使ってPSA(Potato Sucrose Agar)培地を作りました。

PSA培地とは、名前の通りジャガイモ、スクロース、寒天からなる培地です。

今回はジャガイモを刻んでひたすら煮込むところから作りました!

しっかり換気をし、3密を避けてジャガイモを煮込んで実験しています。

調理実習のような雰囲気のなか、みなさん楽しそうに培地をつくっていました!

第3回からは、ここで作った培地を使って実験を行っていきます!

お楽しみに☆

(文責:浅岡)

今日は、卒業式でした。

植病からは4年生3人(うち2人は院進)と、M2の5人が無事に卒業、修了しました!

そして、今年度で夏秋先生と王さんがご退職なさるため、

研究室からプレゼントをお渡ししました!

入構できなかった在校生の分も心を込めて贈らせていただきました。

夏秋先生は特命教授と名誉教授になられるそうです!おめでとうございます。

植病の母、王さん。いままで本当にお世話になりました!

ご退職おめでとうございます。

卒業生から先生方へ感謝の気持ちを込めて花束を贈らせていただきました!

ありがとうございました。

今回の投稿を持ちまして、3年間担当したブログ係も卒業します。笑

拙い文章でしたが、読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

来年度からはOGとして、投稿を見に来たいと思います。

みなさんも、お楽しみに!

(文責:金原)

長年分かっていなかった、チューリップ条斑ウイルスの配列を解読しました。その配列は、既報の植物ウイルスとは異なり、新規なウイルスであることが示唆されました。論文はJournal of General Virology誌に掲載されます。また、詳細については、大学のプレスリリースに日本語で書きましたので、興味のある方は、そちらをご参照ください。

(文責:煉谷)

近頃、学内の農場販売ではブドウやナシ、クリが並び、秋の訪れを感じていましたが、植病にも秋の味覚がやってきました。

19日には、大きな梨、新高をいただきました!

こちらは、西川先生からおすそ分けいただきました。

あまりにも大きいので切るのにも2人掛かり

豊水の2倍以上の大きさに戸惑いましたが、上品な甘さでおいしかったです。ごちそうさまでした。

そして、21日には、M1のふくちゃんと小堺君がどこからか柿をたくさん採ってきてくれました。(笑)

渋柿なので、ふくちゃんが脱渋作業を行っていました。

酒を浸したティッシュでヘタをこすりながら上に被せます
この状態で寝かせます

研究室内がお酒の香りで充満して、危うく酔いそうに…笑

そして、5日間寝かせたところ、

元渋柿とは思えないほど甘くなっていました!

M1の小林ちゃんが切ってくれました

やっぱり秋は、「食欲の秋」ですねぇ☺

(文責:金原)

10月1日から宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センターに植物分子農学研究部門が発足しました。西川、煉谷も連携メンバーとして参加しております。宣伝でした。

植物分子農学研究部門ホームページ
http://c-bio.mine.utsunomiya-u.ac.jp/plant-mol-agric/

公式Twitter
https://twitter.com/Plant_Mol_Agric

文責:煉谷

イチゴに感染している2種のウイルスについて全塩基配列を決定し、そのうちの一つについて感染性クローンを作って病徴再現した論文が公開されました。栃木県農業試験場との研究成果です。

First report of the complete genomic sequences of strawberry mild yellow edge virus and strawberry vein banding virus isolated in Japan

文責:煉谷

去年(2019年)にインドネシアに行った際に採集したトマトに感染していたベゴモウイルスの全塩基配列を決定しました。前回の「インドネシア2019 part4」でサンプリングしている写真の近辺になります。また、宇大で研究を学ぶプログラムに参加していた高校生も、インドネシアに同行し、その後の宇大での実験も手伝ってもらいました。

Complete genome sequence of pepper yellow leaf curl Indonesia virus from tomato in Bali, Indonesia.

文責:煉谷

インドネシアの記事が完結しないまま、年度は越えられない…!

ということで、バリ島の続きからご紹介します。

素敵なホテルを後にし、私たちはサンプリングへ出掛けました。

バリ島の青空

高地で日差しが強く、汗だくになりながらサンプリングしました。

途中、コーヒー農園にも立ち寄りました。

コーヒーは山の斜面で栽培されていました

実はこのコーヒー、ただのコーヒーじゃないんです!

「コピ・ルアク」といってジャコウネコによって選別された希少なコーヒー豆なのです!!(詳しくはウェブで検索!)

生後間もないジャコウネコの赤ちゃんもいて、みんなメロメロでした。

ジャコウネコの赤ちゃん

そしてなんと、農園の方がコーヒーを御馳走してくださり、

焙煎したて、挽きたて、淹れたてのエスプレッソコーヒーに舌鼓を打ちました。

コーヒーがお好きな先生方も満足げ

サンプリングの疲れも吹き飛ぶ美味しさでした!

さて、山を下り、バリ島市街地へ戻ってきた私たちは、遅めのランチを頂きました。

バリ島の郷土料理のような、豚の皮や炒め物が乗ったメニューでしたが、これが辛いのなんの…

これぞ南国!って感じのココナッツジュース!!

ココナッツジュースの甘さが救済となりました…!テレマカシ…

ご飯を食べたら、ここでバリ島終了のお知らせ…

あれ…、海は…??

泣く泣く空港へ向かい、海に思いを馳せながら、バリ島を出発しました。笑

空港内でも観光気分を味わえます。

落ち込んでいた私たちですが、次の目的地、ジョグジャカルタでは、去年まで植病にいたファーファさんとの再会が待っていました!☺

相変わらず日本語がお上手なファーファさん!久しぶりとは思えない安心感がありました。

ジャグジャカルタのレストランでおいしいご飯をいただき、明日へ備えます。

ストローと思いきや、レモングラスでした。

part 5へ続く…

(文責:金原)

2/7に平成31年度卒業論文発表会がありました。

植物病理からは以下6名が発表しました。

ご指導くださった先生、ありがとうございました。

皆さん、発表お疲れ様です。

とてもハキハキ話していてカッコよかったです。ALAという単語が似合ってます。

たくさんのデータをとるのに苦労していました、お疲れ様です。

4分節もある、チューリップに感染するウイルスを扱っていて難しそうでした。

また渡辺くんが登場しています。

目的や実験内容がきれいにまとまっていてわかりやすかったです。

植物病理学研究室の前の廊下にポスターが立てかけてあるので、ぜひ見てください。

よく先生とサンプリングに行き、たくさんウイルス分離株を扱っていて大変そうでした。

フラッシュトークは出席番号順でしたが、初めてポインターを使ったので、パイオニアと呼ばれたそうです。

前日にポスターを終わらせたという人は、迷惑にならないよう早めに先生に提出しましょう!

(文責:福島)