■氏名 川崎 秀樹(KAWASAKI Hideki)
■所属・職名 農学部生物資源科学科 昆虫機能利用学研究室 教授
バイオサイエンス教育研究センター、東京農工大学大学院連合農学研究科 兼任
■担当科目 専門科目;生物学(細胞)、動物生産学概論、分子生命科学II、昆虫生理・分子生物学、昆虫機能開発学特論
専門導入科目;コア実習
実験;生物科学実験、アグリバイオサイエンス実験
■生年月日 1952.7.31(出身:島根県)
■最終学歴 東京大学大学院農学研究科修士課程
■学位 博士(農学)
■自己紹介
昆虫の変態を分子の言葉で説明する、ということを目指しています。変態時に最も著しく変化し、ホルモン感受性の高い翅原基を主な研究材料として使っています。翅原基で発現時期を異にするクチクラタンパク質遺伝子の発現調節がどのように行われているかをカイコのゲノム配列をもとに、それを調節する転写因子を明らかにすることで解析を行いました。そのために、翅原基を培養することや、翅原基に遺伝子銃によって遺伝子導入するシステムを開発しました。この研究は継続して行っていますが、翅原基の成長とカイコの成長がどのように調整されて変態が行われているかという問題も分子の言葉で説明することを目指して日々昆虫の体のことを考えています。
趣味は、子供たちが小さい頃は、一緒にスポーツをすることでしたが、今は、畑や庭をいじったり、サッカーや野球等のスポーツ観戦、時々家族で温泉に出かけることが趣味と言えるかなと思います。
■学生にひとこと
研究室に入ったら何より大事なのは、志です。研究にきちんと向き合って、研究を通して人としても成長して下さい。