ラストスパート

2月は色々と追い込み時期です。

4年生は卒業研究発表と論文作成。
ラボでは本年度中に行う予定の実験を3月中旬までに終わらせなくてはいけません。

とりあえず、卒表研究発表は無事終わり、論文も製本したので4年生の努めは完了です。
大学での集大成として科学研究を行うわけですから、発表と論文作成は最低限の義務。
卒業研究を通して、企画立案から、準備、実験、結果の整理、議論、最後に発表や論文という形にまとめることを経験します。
この一連の流れは一般社会の仕事でも生かせることですから、卒業研究を経験することは今後のキャリアにおいて重要と考えます。

一方、ラボでの実験は一歩一歩前進中。
昨年の同じ時期に行っていた実験と同じく、稈内成分の測定を実施しているのですが、今年は昨年よりも2倍速。
先月のソックスレー抽出と同様、1日で測定するサンプル数を2倍にしました。
とはいっても、1日3サンプルが6サンプルですが・・・
この実験は、余分なものを分解して濾過して残ったものの重さを量るという地味な実験です。
さて、考えている様な結果になるかどうか、楽しみです。

こんな地道な作業をこなしている中、卒業後農業をしているOBがひまつぶし?に来ました。
いま現在の農業の状況など色々話を聞かせてもらい、大変勉強になりました。
ついでに農家自慢の米と朝収穫したばかりの豆を頂きました。
農家にとって厳しいことがある中、頑張っているようで何よりです。

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