上位部稈の物理強度に関与するQTLについての新たな論文が公開されました

本研究室で行ったイネの倒伏抵抗性に関する研究の論文「Development of a near-isogenic line with a quantitative trait locus for the physical strength of the upper culm, BSUC11, and field evaluation of lodging resistance in rice」が植物育種の国際誌「Euphytica」に受理されました。

内容は、これまでに発表した上位部稈の物理強度に関与するQTLである「BSUC11」についてその実用性を評価するために、関与する染色体領域を狭めて近似同質遺伝子系統を育成し、機能解析と圃場試験から倒伏抵抗性や収量性を調べた結果を述べています。(図を参照)

既にオンラインで公開されています(DOI 10.1007/s10681-025-03470-2)ので興味のある方は読んで頂ければ幸いです。