収量調査、脱穀〜試食、秋起し

10月は採種から始まり、圃場にあるサンプルと資材の撤去。
新しく配属された3年生にも稲刈りを手伝ってもらって、無事終了。

一方で研究では各試験区の収量調査を開始。
今年は試験区も多く、収量性をターゲットにしている研究も含まれるので長期戦です。
穂を数え、籾を数え・・・と地味な作業ですが、地道に進めていきます。

それと同時に食味試験用のサンプル調整も実施。
脱穀し、ゴミや被害粒を取り除く作業を行い、得られた玄米サンプルを精米して鮮度維持のために真空パック。
1〜2合ずつパッキングし、実験実施まで保管しておきます。
ついでに、せっかくなので今年の出来を少しだけ炊飯して試食。
出来はいい気がしますが、成分分析や炊飯米物理試験の結果が出るまでよくわかりません。

最後に、田んぼの秋起しを行い、来年に備えます。
毎年田んぼが終わると少し寂しい気持ちになりますが、ここで一区切り。
やるべき実験が山のようにあるので、これから3月まで実験室で頑張ります。