じわじわ暑い日が増えてくる6月になりました。
圃場管理では除草剤や殺虫剤散布、手作業による除草を実施。
貴重な実験サンプルを守るために必要な作業です。
中旬には根箱試験のサンプルが播種後40日になりましたので実験開始。
神山先生の指導のもと、まずは根サンプルの回収。
この方法では土壌内での根系の状況をそのまま確認できるので地下部の形態を解析できます。
根系の状況を維持したままビニールに挟み、実験室でスキャナーで画像保存。
そのあとは冠根の数や太さを測定し、層別にサンプリングして乾燥、乾物重から根量を測定します。
初めての実験なのでどのような結果になるか、楽しみです。
下旬は毎年恒例の圃場に移植した系統の遺伝子型確認。
移植前にDNAマーカー選抜したサンプルに間違いがないかダブルチェックです。
一部実験が始まりましたが、主要な実験はこれから。
7月には過酷な支柱立てと防鳥系張りもあり、徐々に忙しくなりますね。