6月。
田んぼのイネも徐々に大きくなってきました。
毎年この時期は先月DNAマーカー選抜した個体が田んぼに正しく移植されているか確認しています。
まずは田んぼで育成中のイネの葉をチューブにサンプリング。
実験室に持ち帰り、DNA抽出。
今年は82個体が確認の対象なのでいつもより少し多めです。
この後は抽出したDNAを使って、PCR〜電気泳動を経て遺伝子型を確認していきます。
コロナの影響でPCR関係の試薬などが不足し、普段使っているものが手に入りにくいことが昨年はありました。
なので今回はいつもと違う試薬の性能を確認することも兼ねて実施。
とりあえず「試薬がなくて実験がストップ」ということは避けたいですね。
ついでに昨年買ったサーモグラフィーカメラの使用法なども確認。
FLIR社のC3という機種と解析ソフトを使って、実験での使用法をテスト。
これを使って面白い結果が得られるように、いろいろと活用していきましょう。