4月、研究開始

4月になり、いろいろと研究が始まりました。

まず、4年生は研究計画書を作成し、計画内容の説明。
研究をこれから行うので「何のために」「何をするのか」を確認します。

イネの方はまずはじめに播種から。
今年はセルトレイに5956個体分の播種と苗箱2枚分のばら撒きを実施。
間違えると研究を遂行できなくなるので重要な作業です。
播種後、1週間でほぼ出芽が確認され、一安心。
この後は移植まで育苗していきます。

DNAマーカー利用選抜用の苗はグロスチャンバーで9日ほど育苗し、葉をサンプリングしてDNA抽出。
新たに導入したビーズ破砕機を活用し、2日間で完了。
今年の対象個体数は1152個体ですが、マーカー数がいつもより多いのでここからが大変。
この後はPCR〜泳動の流れで粛々と実験し、移植する苗を選抜します。

最後に圃場に施肥して入水を開始。
そして毎年苦労する代掻きがいよいよ始まります。
今年はすんなりと水がたまってくれればいいのですが・・・・