3月に入り、春が近づいてきました。
まだまだ寒い日もありますが、今年のイネ研究のための準備開始です。
まずは計画。
昨年の結果などを確認し、実施する実験を考える。
現在継続中の研究課題で必要な規模などを見積もります。
あと種子の更新が必要な材料がないかもチェック。
圃場での実験場所や配置をある程度決めておきます。
次に播種の準備。
圃場に移植するイネの種子を必要量パッキング。
育苗に使うセルトレイや苗箱に播種する系統名などを記入。
播種時の作業効率のため、セルトレには育苗用培土を入れておく。
圃場の準備。
昨年秋起こし後、放置している圃場。
ゴミ拾いなどをしながら圃場の状態を確認。
スコップで地道に畦切りを行い、畦を修復。
高低差がひどい箇所は土を移動させ、なるべく均平にする。
最後にトラクターで春起こしして、分解されていない稲わらもすき込む。
とりあえず、予定している準備は完了。
4月に入るとすぐに播種時期がやってきますので、それまでに再度計画を確認しておきます。
あと、今年の学生実験用ムギの状態は良好。
昨年は半分程度しか生存していなかったので一安心。
害虫などをチェックしながら大事に育てましょう。