8月になり、猛暑日が続いております。
田んぼでは出穂が始まり、出穂調査と倒伏防止の紐張り作業を実施。
毎週の除草作業もあり、この暑さでの外作業は大変です。
出穂と同時に今年の実験も始まっています。
出穂期の葉身の状態を確認するため、SPAD計でクロロフィル含量調査。
出穂から2週間ごとの稈について、物理強度と成分含量の分析。
あとは草丈などの形態調査。
今年はコロナ対応で実験室の密を避けるため、実験スケジュールを変更。
例年は、圃場からサンプリングしてきた稈の物理強度を測定後、80℃で3日乾燥し、乾物重を測定してドライボックスに保管して10月に成分分析しているのですが、今年は前倒しで実施。
とりあえず乾物重を測定したサンプルはブレンダーで粉砕し、時間がかかるソックスレー抽出を進めています。
圃場作業、圃場での実験、実験室での実験とやることは多々ありますが、暑さ対策やコロナ対策も含めてうまく管理していくしかないですね。
来月はいよいよ収穫期、さらに忙しくなります。