2月、卒業論文や修士論文の発表時期。
一方で研究の方は本年度予定の実験を終わらせる必要があります。
まずは先月から続く稈のホロセルロース含量の分析。
こちらはサンプリング、前処理、測定まで入れると半年続いている実験で、ようやくデータがまとまります。
このデータから対象サンプルの倒伏抵抗性を評価していきます。
続いて、同じく稈の構造性炭水化物であるリグニンの分析。
チオグリコール酸リグニンによるリグニン定量法を用いて実験。
スモールスケールの実験ですが、一連の作業に3日かかります。
こちらのデータも倒伏抵抗性の評価に利用。
最後に登熟と追肥(実肥)に関する研究のために葉身の窒素含量分析。
こちらは改良デュマ法による測定を実施。
久々に機器を動かしたので実験前のシステムチェックに時間がかかりましたが、こちらも無事に終了。
なんとか2月中に本年度の実験が完了しました。
これからこれまで得たデータを整理・確認し、3月からは次年度の研究の準備を始めます。