猛暑の収穫期

9月になり、収穫期になりました。
秋に向けて涼しくなるといいのですが、まだ30℃を超える日が・・・
そんな過酷な状況ですが、収穫期に予定している実験を実施。

まずは倒伏抵抗性の実験。
暑い中、圃場で植物体の傾きや下位部支持力の評価としての押し倒し抵抗を測定。
続いて、植物体を実験室へ持ち帰り、基部節間の形態や物理特性を測定し、80℃で乾燥してデシケーターへ。
この後、乾物重を測定して炭水化物などの成分分析を実施していきます。

もう一つ重要な収量解析用のサンプリング。
今年は4つの試験区で収量調査があるので出穂日に合わせて収穫作業。
収穫した穂は居室に持ち帰り、2週間風乾した後、収量構成要素や食味関連形質について解析していきます。

10月は圃場で採種と片付け、実験室で食味サンプル用の脱穀・調整と収量調査などを実施。
気温は流石に下がってくるので圃場での作業はこれから少し楽になりますが、まだまだ忙しい日が続きます。