サンプリングや採種等が主な作業のこの時期ですが、実験室では出穂期から採取したサンプルの分析も実施中。
まずは出穂期から収穫期にかけて冷凍保存したイネの各部位について、可溶性タンパク質含量を測定して老化の時期を調べています。
乳鉢にサンプルと抽出バッファーを入れて磨砕。
遠心分離した上澄み液を回収して氷中へ。
ブラットフォード試薬にサンプル溶液を入れ、5分間静置。
最後に分光光度計で検量線を作って測定。
最初のすりつぶし作業が一番大変ですが、その後はピペット操作だけです。
18サンプル分析する場合、準備からデータを得るまで約2時間。
サンプル数は144個なので、実験時間は16時間くらいかな?
面白い結果が出るといいですね。