梅雨の合間にサンプリング

田植えから3週間経ち、順調に分げつも増えてきました。

この時期は梅雨なので、合間の晴れを利用して研究を進めています。
本日は、DNAマーカー利用選抜で得られたサンプルの遺伝子型チェックのためにDNA抽出しました。
朝から田んぼに入り、サンプル番号を確認しながら葉の一部をチューブに移す作業。
カエルの鳴き声をBGMに130個体をサンプリング。
その後、実験室に持ち帰りDNAを抽出して冷凍保存。
後は時間が空いた時に各DNAマーカーの遺伝子型を確認します。

さて、実験室では夏から始まる実験に向けて色々と準備中。
昨年と同様に田植え終わりのこの時期に新しいメンバーを加えました。
導入したのは紫外可視分光光度計。
6連セルチェンジャーと1滴測定ユニットを付けています。
これまで1サンプルずつコツコツ測って記録していた作業の効率化と0.6μL以上の極少量サンプルまで測定できる汎用性を兼ね備えた仕様です。
とりあえず導入記念に検量線を作成して定量測定のデモしてみました。

本研究室も7年目でようやく最低限のインフラが整った感じですかね。

1606201 1606202 1606203 pm1 pm2