サイエンスキャンプ(6月21日)
2014年6月23日
宇都宮大学「サイエンスキャンプ」で作新高校の学生さんと実験を行いました。
参加者は26名です。
「身近なものからDNAを抽出してみよう」と題し、野菜からのDNA抽出と電気泳動を体験していただきました。また、セントラルドグマを体験していただくために、大腸菌を操作して遺伝子発現のスイッチをONにすることも行いました。
液体窒素で凍らせながら、物理的に組織を破壊します。抹茶状になったらOKです。
どの班もDNAが取れました。巻き取れる程、綺麗なDNAが取れた班もいくつかありました。
最後は電気泳動です。
それぞれがアガロースゲルのウェルに自分で抽出したDNAを流し込みます。青い染色液を混ぜたDNAがアガロースのゲルに沈む様子を見るのも初めてで、とても真剣です。
電気泳動の結果、ちゃんとゲノムDNA(RNAも取れます)が抽出されたことを確認できました。
こういう体験を通じて生物学に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
実験が終わってラボに戻るとOBのO君が遊びに来ていました。社会人1年目で慣れない部分も多いようですがとても元気そうでした。おみやげに那須チーズガーデンの「こんがりシュガーシュー」をいただきました。この後、後輩にラーメンをごちそうしたそうです。
ごちそうさま(MI)。