収量・食味試験と稲刈り

10月になり、朝晩が徐々に寒くなってきました。
研究室では卒論研究の完成に向けて着々と予定の実験を進行中。

まずは収量調査。
実験系統の穂数、1穂籾数、登熟歩合、千粒重を解析。
地味な作業ですが、作物にとっては大事な実験です。

続いて食味試験に向けた脱穀と調整。
脱穀後の玄米をふるいにかけて未熟粒やゴミを除き、そのあとは被害粒などを丁寧にピンセットで取り除きます。
食味試験には炊飯するために十分な量の米を確保するため、この作業を研究室メンバー全員で対応。
配属された3年生を含めて4人なのでソーシャルディスタンスを保ちつつ実施。
最後に対象品種全て精米して終了。

そして収穫後1ヶ月から食味試験を開始。
炊飯米の物理特性を一粒ずつ地道に測定していきます。

一方で天気のいい日には圃場のイネと支柱を撤去。
こちらもソーシャルディスタンスを保ちつつ、協力して作業。

4年生は11月の成分分析と12月の卒論作成と忙しい2ヶ月。
もうひと頑張りです。