7月、早くも猛暑。
7月前半は田んぼ作業があまりないのでプレゼン練習。
本研究室では2回の論文紹介を通してプレゼン技術を学びます。
スライドのデザインや話し方に加え、学生にはスマホで自分のプレゼンを録画して後で確認してもらい改善点を見出してもらいます。
7月後半、まずは交配。
今年は戻し交雑をする予定でしたので当日早朝から準備。
温湯除雄し、花が咲くのを待ち、不要な小花を切除。
9時半から10時にかけて受粉を行い、袋をかけて終了。
出穂が始まる前には支柱立て、防鳥糸張り、そして倒伏防止の紐張り。
今年田んぼに立てる支柱の数は382本。
午前中から非常に暑いですが、除草作業とともに地道に進めていきます。
それと・・・
7月22日はアグリカレッジを担当。
講義内容は「イネの生産性向上を目的とした遺伝子座の探索」。
この日も猛暑でしたが30名の高校生と一緒に前半は座学、後半は圃場で実験系統の説明とQTL解析体験。
2時間半の講義でかなり詰め込んだ内容でしたが、少しでも興味を持ってもらえるといいですね。
7月は色々と忙しい感じでしたが、8月からはイネの様々な実験が始まります。
ここからが研究の本番なので、猛暑に負けないように体調管理が大事ですね。