峰ケ丘会報(こんなこと、やってます)
2017年7月19日
この度、農学部同窓会峰ケ丘会報第155号の巻末に「こんなことやってます」として紹介文を書かせて頂きました。これからも、所属学生とともに良い研究をしていきたいと思います。なお、写真は息子と登山した時のものです。また山に行きたいなぁ。
この度、農学部同窓会峰ケ丘会報第155号の巻末に「こんなことやってます」として紹介文を書かせて頂きました。これからも、所属学生とともに良い研究をしていきたいと思います。なお、写真は息子と登山した時のものです。また山に行きたいなぁ。
7月の桑園の様子です。こちらは圃場の桑園。
こちらは蚕室裏の桑園です。
というわけで、総出で桑園の草刈りと桑の夏切りを行いました。なるべく暑くない朝から始めましたが、かなり暑い中での作業となりました。
圃場の方は、、、
蚕室裏は、、、
今回も、草マルチで次の雑草がなるべく生えないように工夫しました。
参加してくれた皆さん、暑い中、お疲れ様でした。
6月23日にRimaさんの博士論文審査会が開催されました。こちらは博士論文発表会(公開)直前のRimaさん。だいぶ緊張している様子です。
発表では、流暢な英語と綺麗なスライド、そして素晴らしい実験データによって、種々の転写因子が決まったタイプのクチクラタンパク質を発現させ、その結果、表皮のクチクラ層が巧みに形成されていくことを分かりやすく説明しました。
Rimaさん、大変お疲れ様でした。
7月22日(土)に、平成29年度 宇都宮大学 地域連携・貢献活動支援事業;平成29年度 とちぎ子どもの未来創造大学講座として、小学生4−6年生を対象に「科学体験教室〜昆虫と昆虫ウイルスを見て、触って、科学する」を開催致します(参加費無料)。
この講座では、身近な昆虫であるカイコや、カイコに感染するウイルスの持つ能力を観察や実験によって体験します。どうぞ、ご応募頂き、大学へ遊びに来て下さい。夏休み最初の思い出にしていただければと思います。申込みは、とちぎ子どもの未来創造大学の申し込みサイトで開催日の一ヶ月前(6月22日夜9時)からとなっております。
6月3日に作新高校のサイエンスキャンプでDNAに関する講座を開催しました。こちらは開講前の実験室。前の晩に準備しました。
講座ではブロッコリーからのDNAの抽出を行い、抽出したDNAについても電気泳動して頂きました。こちらはTAの藤本君、酒井君
TAの小川さん
TAの佐藤君
最後に、遺伝子組換えウイルスを用いた実験をし、生物で共通するセントラルドグマについて理解して頂きました。こういった講座を通して、高校生が少しでも生物学や遺伝子といったものに興味を持ってもらえればと思います。
研究室OBの仁田雅弘氏が来校し、講演をしていただきました。
実際に昆虫や昆虫ウイルスといったものが製薬メーカーや獣医薬メーカー、診断薬メーカーで利用されていること、そのメリットや課題など幅広く説明して頂きました。アカデミックな大学とは異なる企業の研究のあり方についても説明して頂き、聴講していた学生さんたちからも、「視野が広がった」「とても興味深かった」「大学の授業の内容がこういう風につながっているというところに実感が湧いた」等の感想を頂きました。
また、講演会後の午後には、研究室の4年生が自分の研究テーマをプレゼンテーションし、大いにディスカッションしました。単に「面白い」だけではなく企業人の切り口の意見が聞けてとても勉強になりました。
なお、前夜は仁田氏を囲んで一席設けました。暑い日が続くのでさっぱりと夏向けのお酒を用意しました。
カツオのたたきは先日、岩永が作った陶器で。
しめ鯖は藤本君が作った前方後円墳で。「前方」にしめ鯖、後円につま等を入れました。
非常に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。仁田君、どうもありがとうございました。
月曜日に今年一回目の草刈りを行いました。今回は、家庭菜園を趣味とする川崎先生のご提案で、雑草を根から抜くのではなく、刈って、そして敷き詰めるという「草マルチ」をイメージして作業しました。
こんな感じです。こうすると、次の雑草が生えにくくなるそうです。
最高気温31度という暑い中、大体2時間の作業でクタクタでしたが、雑草が無くなった桑園をみると爽快です。こちらは下の桑園、剣持です。
こちらは上の桑園、しんいちのせです。
草マルチの効果で、雑草の伸びが抑えられると良いですね。
3月に行った卒業旅行の陶芸体験の作品が焼きあがり、研究室に届きました。早速、中を開けてみました。焼き上がりは小さくなりますよ、と言われていましたが、綺麗な作品が次々と出てきました。こちらは、川崎先生の花瓶(中央)、倉石君のビアマグ(左)、小川さんのぐい呑み(右)
こちらは、リマさんの花瓶。ターコイズブルーが綺麗ですね。
こちらは、遠藤さんのコーヒーカップ(左)、岩永の小鉢(右)
こちらは、八木沢さんの灰皿とぐい呑み(右)、伊作君の湯呑み(奥)
そして相澤君が作ったラボの表札。カイコが多角体を食べようとしています。
こちらはカイコが這い上がる佐藤君の鉛筆立て
そしてカイコが這う酒井君の湯呑み
・・・そして他の作品とは一線を画す、藤本君の古墳。風格が漂います。
最後に早速、居室の入り口の所に、相澤君が作ってくれた表札を下げました。素敵です。
3月に卒業していった皆さん、元気にやってると良いですね。何かの折に作品を取りに来てくださいね。
先日、藤本君が昆虫培養細胞の培地を作ってくれました。粉末の培地を、時間をかけてゆっくりと溶かし、pHを6.2へ調整します。
この際、水酸化カリウムを使用するのですが、培養液には沢山のアミノ酸が入っているため、ゆっくり調整しないと不溶化してしまうことがあります。そこで、ペリスタポンプを用いてゆっくりと水酸化カリウムを滴下するシステムを作っていました。色々と工夫しているのですね。
pH調整が終わったらFBS等の添加物を加えてフィルター滅菌します。
出来上がりです。左側がIPL41,右側がTC100になります。
これからの季節、湿度も高くコンタミしやすいので気をつけないと。
先日、鍋を空焚きして火災報知器を鳴らせてしまいました。というわけで、再発防止のためにタイマーをお揃いで購入しました。
これは首からぶら下げるタイプなのでタイマーを忘れずにすみそうです。事故の無いようにしましょう。