第10回 宇都宮大学企業交流会
2016年9月14日
9月12日にマロニエプラザで企業交流会があり、当研究室も昆虫ウイルスを利用した有用物質生産系について発表させて頂きました。
会場にいらしていた県庁の方や獣医の先生、そして学生さん等に説明をしました。
発表の合間に論文を読むF君
お疲れ様でした。
9月12日にマロニエプラザで企業交流会があり、当研究室も昆虫ウイルスを利用した有用物質生産系について発表させて頂きました。
会場にいらしていた県庁の方や獣医の先生、そして学生さん等に説明をしました。
発表の合間に論文を読むF君
お疲れ様でした。
ひょんなことから山に登ろうということになり、気軽に行けるということで那須の茶臼岳に行きました。あのてっぺんまで登ります。
かなり強い日差しの中、ぐんぐん登ります。
だいぶ展望もひらけてきました。
那須は活火山で所々、ガスが噴出しています。
「This place is called ‘eternal hell’」「・・・・・!!」
無事、地獄は抜けました。
今回のメンバーです。これから最後のピークを登ります。
山頂につきました。
ゴロッとした岩があると登りたがる人達①
ゴロッとした岩があると登りたがる人達②
ゴロッとした岩があると登りたがる人達③
最後に山を一気に下ります。今回はスニーカーの人も多く、下りが一番危ないです。
ロープウェイで山麓駅まで降りると出迎えてくれたのはウルトラマンジャックでした。「帰ってきたぞ」ということでしょうか。
下山後、殺生石や温泉神社をお参りして、
最後に温泉に入って帰りました。
留学生のリマさんがエジプトにはこういう所はないと感激し、次はいつ行けるのかと聞いていました。10月頃なら紅葉とか見られるかも知れませんね。
7月は小学生向けの講座を3つ行いました。これら3つの講座では、研究室の学生さんや大学の技術職員の方、そして事務の方々にご協力頂きました。どうも有難うございました。こちらは準備の様子です。
飼育の為の桑を摘んでいるところ。
カイコを飼育して準備しているところ。
カイコにウイルスを接種しているところ。
糸巻きのために煮繭しているところ。
実験室の準備をしているところ。
そういう訳で、講座最終日、7月30日の夜に慰労会を開催しました。
場所は宇都宮駅西のSAZAN TABLEです。
ハワイをイメージしているということでタコのカルパッチョやホタテのロースト、ガーリックシュリンプ等のシーフード、更にサーロインステーキも出てきました。暑いこともあってビールを沢山頂きました。
二次会は宮の橋のLATOURへ。4本飲んだワイン、美味しかったです。学生さん達はこの後、3次会に繰り出したそうです。
7月の3つの講座、参加した子ども達はとても楽しそうでしたし、生物やウイルスの能力といったものに興味を持ってもらえたと思います。夏休みの自由研究にしたいというお子さんも多く、来年も是非続けていきたいと思いました。皆さん大変、お疲れ様でした。
また、1stの論文が出た藤本君と卒業生のI君には、ささやかですがラボのネーム入りペンをプレゼント。これからも良い仕事をしていきましょう。
7月30日にひらめきときめきサイエンスの2日目を開催しました。
梅雨明け後の暑い日でしたが、多くのお子さんに参加して頂きました。また、前回持ち帰ったカイコを持ってきてくれたお子さんもいらっしゃいました。ずいぶん大きくなっていましたね。
まずは、繭から糸を巻く体験を行いました。数百回巻いても巻ききれない、カイコ一匹がどれほどの糸を出しているのか体験して頂きました。
綺麗に巻けましたね。
シルクの輝きの秘密から昆虫の構造色についても解説しました。
次に、昆虫のウイルス封入体を観察しました。更に、ホタルの設計図を書き込んだウイルスを用いて発光試験をおこないました。
最後に講座の修了証をお渡しして終了しました。カイコに限らず、身近な生物の中には、実は私たちよりもずっと優れた能力を持つ生き物がいます。夏休みということもありますし、是非、身近な生き物の不思議を見つけて欲しいですね。
7月23日に日本学術振興会の助成を受けてひらめきときめきサイエンスを開講しました。
1日目はまず、カイコの身体について、外側からの観察を行いました。
今回準備したのは1、3、5齢の幼虫と蛹、そして成虫です。
その後、解剖して昆虫と人間でどこが同じでどこが違うのか観察しました。
更に、蛹を解剖し、身体にどんな変化が生じているのか説明しました。
最後に成虫を観察し、オスがメスのフェロモンを感じて交尾する様子を観察しました。
昨年に引き続き、今回も茨城県や千葉、神奈川県と多くの方々にご参加いただきました。有難う御座いました。
7月16日に学内の地域連携事業の支援を受けて科学体験教室を開催しました。当初20名の募集を行いましたが、151名の応募を受け、最終的には32名の子供達と観察・実験を行いました。
また、今回はメールにて応募を受け付けたのですが、フィルタリング設定の違いによって抽選結果のメールが届かない事例がいくつかございました。大変申し訳ございませんでした。
準備を終えた実験室。
子供達と一緒にルーペや実体顕微鏡、そして光学顕微鏡で色々なものを観察しました。
「これは何ですか?」「何か動いている」と子供達がどんどん発見していきます。
昆虫の外側だけではなく、身体の内側についても観察しました。
昆虫の不思議についても少し解説しました。
途中の休憩時間には、クイズ大会も行いました。
週明け、複数の方から御礼のメールが届きました。こちらこそ、有難う御座いました。短い時間でしたが、一寸の虫の様な身近な生物にも色々な特性と能力があることがお伝え出来たかなと思います。来年も何らかの形でこの様な体験教室を開催できればと思っております。
7月11日に草刈りをしました。この日は、最高気温が33.5度という真夏日でしたので朝9時から作業を始めました。梅雨ということもあって雑草の成長が著しいですが、2時間ほどで作業を終えました。
Before
After
蚕室周りは半分ほど夏切りしました。スズメバチの巣がありましたが、今のうちにと川崎先生が破壊していました。
Before
After
次回は9月頃でしょうか。少し涼しくなってると良いですね。
修士卒の大沢くんと現在修士2年生の藤本君がco-first authorになっている論文「Cloning and characterization of carboxyl terminus of heat shock cognate 70-interacting protein gene from the silkworm, Bombyx mori」がComp. Biochem. Physiol. Part B誌に受理されました。
今回の論文は、鱗翅目昆虫で初めてcarboxyl terminus of heat shock cognate 70-interacting protein(CHIP)の機能解析を行ったものです。CHIPはユビキチンプロテアソーム系の代表的なE3リガーゼです。今後は、CHIPがウイルス感染細胞でどのような働きをしているのか明らかにしていきます。大沢君、藤本君、おめでとう。
本学の地域共生研究開発センターのイノベーション創成部門(CDI)では、大学院学生の独創的かつベンチャー精神に溢れた研究を支援し、研究に対する自律性・独創性・挑戦心を養えるように、ヤングイノベーションスカラーシップを募集しています。
そこで、修士2年の相澤君が昆虫ウイルスの新しい技術に関する課題で申請し、6月28日に陽東キャンパスのCDIでプレゼンテーションを行ってきました。
その結果、本日無事に採択されたという連絡を頂きました。是非、新しい技術の開発に向けて頑張ってください。
なお、この日は以前修士の学生だった大沢くんと、現在修士2年藤本くんの論文がアクセプトされたこともあり、相澤くんの慰労も兼ねて文化会館近くの牛久亭でステーキを食べました。やはり、ステーキ屋のステーキは違いますね。美味しかったです。
当研究室では、7月23日、30日の2日間、日本学術振興会の助成により「ひらめき★ときめきサイエンス」を開催します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。