梅雨に入りましたが、宇都宮はあまり雨は降っていません。ただ連日蒸し暑いです。
こちらは向かいにある雑草と里山の科学教育研究センターです。改修工事は春に終わりました。
玄関には大谷石も使われていて素敵です。
1号館南の廊下を歩いていたら蜂の巣がありました。
コガタスズメバチの初期巣でしょうか。見た感じ10cm位の大きさでした。女王がこの中にいるんでしょうか。
6月、7月は、専門や基盤の講義に加え、コア実習や生物科学実験、バイオサイエンス実験、高校生の講座（サイエンスキャンプとSS課題研究）や小学生の講座（ひらめきときめきサイエンス）があって忙しいです。TAの学生さんも大変だと思います。体調に気をつけて頑張りましょう。
5月から月に一回ほど、作新高校の2年生5名がラボに来て実験しています。今回のテーマはウイルスの接種による宿主遺伝子発現量の変動調査です。その為、5月にまずウイルスの調製を行いました。今回は、培養細胞へのウイルスの接種試験と、培養細胞からのRNA抽出の練習です。
始めに見本です。安全キャビネットを利用した無菌操作を行うので、手の洗い方から説明しました。
そして実際に一人一人接種したり、ウイルス接種した培養細胞を培養シャーレに注ぎ込んでもらったりしました。
接種後0時間のサンプルについては、直ぐにスクレイパーで細胞を剥がしてサンプリングしました。
昼食後、今度はRNAの抽出実験です。RNAは分解しやすいので机にはラップを敷き、マスク、手袋をして実験に臨みます。
フェノールを使用するので慎重に操作します。
分離後、RNAの含まれる水層のみを移します。
最後にイソプロパノール沈殿です。
今回は練習ですが、次回（7月25日）は今日接種した培養細胞からRNAを抽出する本番です。綺麗なRNAが抽出できると良いですね。
暑い日が続きます。なかなか梅雨入りしないですね。
6月20日と7月4日にスーハーサイエンスハイスクールのサイエンスキャンプでDNAの抽出を行うので、「道の駅はが」で朝採りのブロッコリーを購入しました。芽の部分を取り分けて冷凍し、当日に備えます。
例年、12時を過ぎてしまい申し訳ないのですが、今年もうまくいって、遺伝子の分野に興味を持ってもらえると良いですね。
ちょっと前ですが、こちらは修士のYくんの山形の帰省土産。
こちらは4年のIくんの、山形と福島のお土産。
4年生のM君とI君は現在、教育実習の真っ最中です。元気にやっているでしょうか。
ごちそうさま。
当研究室では、昆虫や昆虫ウイルスに関する生理学と分子生物学の研究を行っていますが、この度、研究対象としているカイコや昆虫ウイルスについて、日本学術振興会の助成を受け、小学生向けの体験実験講座を開催することになりました。
日時 7月25日、8月1日（2日間で1つのスケジュールです）、9時から12時半まで
場所 農学部1号館
費用 無料
対象 小学生5,6年生（保護者や兄弟の参加も歓迎します）
人数 各日20組
これからポスターやチラシを作成して近隣の学校などに配布する予定です。
小学生向けの講座は初めてですが、こういった活動で生物やウイルスといったものに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
気持ちの良い新緑の季節です。
大学構内も銀杏などが青々として眩しいです。最近は夏日が続いており、今日の宇都宮は28度でした。
桜もすっかり緑になりました。
4月27日と5月1日は、メンバー総出で蚕室の大掃除と桑園の草刈り、施肥を行いました。
こちらは蚕室の裏の桑園です。
こちらは下の圃場の広い桑園です。右側半分は春切りしたのでまだ枝や葉が出ていません。
今年は研究だけでなく、農学部コア実習や、日本学術振興会のきらめきときめきサイエンスでもカイコや糸を使った実験をします。順調に飼育が出来ますように。
今日、宇都宮は季節外れの雪となりました。
研究室では、卒業生が大学を去り、4年生がいよいよ卒業研究に取り掛かるということで、ここ一週間ほど大掃除をしていました。
フリーザーの霜も全て落として心機一転です。
中身が分かるようにホワイトボードも付けました。
細胞培養の部屋も綺麗にしました。
というわけで、早速実験を始めた4年生M君のベンチ。
まだ右も左も分からないという感じですが、これからが楽しみです。就職活動も頑張ってくださいね。
農学部の中庭の桜が満開です。
というわけで、4月3日にお花見をしました。今年は隣の応用昆虫学研究室と合同です。
昨年、卒業生から頂いたバーベキューグリルを使ってBBQでした。
七輪を使って秋刀魚も焼きました。
リマさんは、かなり秋刀魚を気に入った様でした。
最後の方は、通りすがりの植病の学生さんも飛び入りして賑やかでした。
こちらは8年ほど前に在籍していたOGのOさんからのお土産。住吉町にある駒場屋米菓さんのおかきです。
朗らかでステキな旦那さんと一緒にお越しくださいました。ごちそうさま。
26日に研究室総出で桑の春切りを行いました。
春切りとは、この時期に半分ほどの桑について、根本近くまで切り込むことで成長を遅らせ、長い期間桑葉を取ることが出来るようにするための工夫です。研究室ではモデル昆虫としてカイコやその培養細胞を飼育・継代していますが、カイコの食草である桑も自分で育てています。カイコの場合、桑の粉末にオカラなどを混ぜた人工飼料もあるのですが、桑葉の方を好んでよく食べるので、春から秋にかけての飼育では桑葉を使用することが多いです。考えてみると、研究材料の飼育・維持だけでなく、その食草まで管理するという分野はあまり無いかも知れませんね。
右側半分が今回春切りした桑です。こんなに切り込んでも夏にはぐんぐん成長して桑葉だらけになります。カイコの成長スピード（およそ1ヶ月で体重が1万倍）も凄いですが、桑の成長スピード、生命力も凄いですね。
こちらは蚕室の裏の桑園です。奥の方を春切りしました。
こちらは農学部棟の所にある桜です。まだ咲いていませんが、
よく見るとだいぶ蕾が膨らんでいます。もう間もなくですね。
24日には修士のU君、昨日は4年のI君が最後のラボの日でした。二人共、熱心な学生さんで投稿論文に出来そうな研究成果をあげてくれました。4月からの新天地での活躍を祈念します。何かの折には是非、ラボにも顔をだすようにして下さい。また、学会などで会いましょう。
3月24日は卒業式ということでラボでは、3年生が追いコンを企画してくれました。
川崎先生から、大変な時代になったけれども、自分でよく考えて行動して下さいとのお言葉を頂いて乾杯です。
メニューは3年生手作りの野菜餃子と
リマさんがエジプト風に味付けした鳥の炭火焼です。
美味しくいただきました。
恒例の卒業生へのプレゼントは、修士のU君には一人暮らしに役立つ電気ケトル。
4年生のSさんは蕎麦好きということで蕎麦練機。
4年生F君には保温機能付きマグカップ。
4年生S君には知恵の輪が4つ。
4年生I君には白色パズルと、何か秘密の品物だそうです。
逆に研究室には電気ポットを寄贈して頂きました。
また、教員にはチョコレートと寄せ書きを頂きました。
その後は宇都宮駅前のホテルへと移動し謝恩会になりました。
素敵な花も頂きました。
短い間でしたが、皆さんと共に仕事ができて楽しかったです。是非また帰省や出張の際にはラボにも顔を出して下さいね。お疲れ様でした。また、会いましょう（MI）。
2日目は茨城県の那珂湊で昼食後、大洗にあるめんたいパークに行きました。
辛子明太子メーカーのかねふくの工場です。
工場見学をしてお土産などを買いました。
続いて水戸の偕楽園に。
4部咲き位で、早咲きの梅は咲いていましたが、中咲きがまだ満開という感じではありませんでした。
白や赤、枝垂れなど様々な梅が咲いていました。
最後に水戸の梅大使2015の皆さんと集合写真を。
こちらはお土産に買った、いわき市のゼリー専門店、「ゼリーのイエ」のゼリー達。
卒業・修了するみなさん、おめでとうございます。新天地でも持ち味を活かして頑張ってくださいね（MI）。