淡水エビとアゲハ
2021年8月17日
大学に来る途中、桑園脇の林の中にチョウを見つけました。
ミヤマカラスアゲハ・・・な気がするのですが。どうかな。僕のスマホのカメラだとちょっと厳しいですね。
ちなみにこちらは、最近Tくんが飼い始めた淡水エビ。大学の池で採取したそうです。
水草やコケを食べるヌマエビの仲間(ヤマトヌマエビ?)でしょうか。卵を抱えているようにも見えます。かわいい。
ミヤマカミキリやノコギリクワガタの他、研究室が賑やかになっていきます。
大学に来る途中、桑園脇の林の中にチョウを見つけました。
ミヤマカラスアゲハ・・・な気がするのですが。どうかな。僕のスマホのカメラだとちょっと厳しいですね。
ちなみにこちらは、最近Tくんが飼い始めた淡水エビ。大学の池で採取したそうです。
水草やコケを食べるヌマエビの仲間(ヤマトヌマエビ?)でしょうか。卵を抱えているようにも見えます。かわいい。
ミヤマカミキリやノコギリクワガタの他、研究室が賑やかになっていきます。
7月31日に日本学術振興会によるひらめきときめきサイエンスを開催しました。こちらは、会場の様子。今回はコロナ禍ということで飛沫防止のためのビニールシートを張りました(手作りです)。
受付を担当するのは4年生のSさんとUくんです。今回は、コロナ禍ということで検温の他、2週間の健康チェックシートも提出して頂きました。
講座の最初に岩永から科研費について説明させていただきました。
カイコの観察の様子です。
こちらは繭からの糸巻きの様子。4年生のSさんとUくん、修士1年のTくんです。
これはDNA抽出実験の様子。
4年生のUくんと、
修士のTくんです。
こちらは修士のHくんです。
途中の休憩時間には昆虫に関するクイズを行いました。1回目を担当するのはSさんとTくんです。
2回目のクイズの担当はHくんとUくんです。
また、講座の最後にはカイコの飼育方法をKさん、Sさんが説明しました。
講座終了後、OBのT先輩から頂いた軽井沢チーズケーキをみんなで食べました。講座の開催は大変ですが、面白かった、また来たい、夏休みの自由研究で観察日記をつけてみる、などの声を頂き、開催してよかったと思いました。来年は、コロナ禍を乗り越えて、講座終了後にはビアガーデンで慰労会とかしたいですね。
先週は、7月31日に開催する小学生向け講座のために様々な準備をしました。こちらはカイコを飼育する学部生のSさん。
こちらは組換えウイルスを準備する修士のTくん。
こちらはウイルスを接種する修士のHくん、Tくん。
ウイルスを接種したカイコはインキュベーターで飼育します。
こちらは解剖の説明の流れを確認する4年のUくん。
こちらはDNA抽出液を調整する4年生達。
糸巻き用の繭を煮繭するSさん。
最後に、OGのYさんからハムの詰め合わせを頂きました。早く、コロナが終息してみんなで気兼ねなく食べられますように。
春に春切りし、これまで使ってきた桑園ですが、現状はこんな感じです。
というわけで、秋まで桑が使えるように、7月19日に桑園の夏切りを行いました。梅雨もあけ、最高気温35度という中、何度も休憩をはさみ水分補給して午前中に夏切り、草刈り、肥料まきまで終えました。
こちらは圃場の桑園です。
こちらは蚕室裏の桑園です。
そういえば、最近、桑摘みの際に見つけた昆虫を飼育することがラボで流行っています。
こちらはM2のH君が見つけたノコギリクワガタ
こちらは学部4年Uくんの見つけたクワカミキリ
ちなみに、以前紹介したヤモリのための飼育箱をM1のT君が作成しましたが、、、
ヤモリは未だ脱走中です(カナヘビは逃したそうです)。。。
この時期、実験室では種取りや交配実験が行われています。
こんな感じで産卵させています。
そして、カイコは種取り用、潜在感染ウイルス実験用、溶解感染ウイルス実験用に分け、養蚕室やインキュベーター(恒温器)で飼育しています。こちらは実験室のインキュベーターの1つです。
こちらのインキュベーターでは少しだけカイコが飼育されていました。
ふと気がつくと、インキュベーターの下の方に見慣れないケースがあります。
中にいるのは誰でしょうか。
ヤモリでした。M1のT君がアパートで捕まえて来たそうです。
以前、新しい仲間として迎えたクロスズメバチはどうやら女王ではなかったようで越冬できませんでした(学生さんが解剖したけど卵巣も見つからなかったそうです)。というわけで、今度は爬虫類です。このヤモリは学生さんの居室で飼育することになりました。
(6月28日現在)ヤモリが脱走してしまいました。捜索中です。
(6月29日現在)カナヘビが追加されました。
蚕室の斜め向かいのガラス室の辺りでは、紫陽花が満開です。
こちらは蚕室脇の枇杷。ちょうど熟れた所で鳥が食べてしまうんですよね。
6月3日にゲノム解析論で外部講師の先生にリモートで講演をお願いしました。その関係で、午後、zoomを使った研究室の研究発表会に参加していただきました。最初に岩永が卒業生の仕事について1題発表した後、学生さんたちが5題の発表を行いました。
こちらはタンパク質分解に関する酵素の発表をした修士1年のT君。主に卒業論文の内容の発表です。
こちらはRNAに関する発表した学部4年のSさん。初めての発表、しかもオンラインということでだいぶ緊張したようですが立派に発表できました。
こちらは2題目の発表のT君。今度はバキュロウイルスの性状解析についてです。
修士2年のH君はウイルスの垂直伝播について。修士2年にもなると発表も慣れたもので、スラスラと分かりやすく説明していました。
最後はあるウイルスの感染性クローン構築について、学部4年のU君が発表しました。とてもスムースに発表できていました。
自分の仕事やその魅力、面白さを分野外の方へ分かりやすく説明するのは難しいです。まして、オンラインですと相手の表情なども分かりませんので。そういった中で、皆さん大変良く作り込まれた資料を準備し、また、きっと練習も積んだのだと思いますが立派に、そして分かりやすく発表できていました。沢山のご意見、ご指摘も賜りましたので、それらを活かして研究を進めていきましょう。
昨今、講義関係等で多忙でブログの更新が滞っており、申し訳ございません。
桑園の桑が芽吹いた写真なども撮影していたのですが、
どんどん葉っぱが出て、
今や十分に生い茂り、
観賞用の枝垂れ桑には桑の実が実る季節になってしまいました。
3月に、学会賞を頂いたことを受け、4月に農学部から学術賞を頂きました。どうも有難うございました。コロナ禍で落ち着かない日々(講義)が続きますが、元気にやっていこうと思います。
大学ではモモや桜が咲き始めました。
24日に令和2年度学位授与式が挙行されました。
修士課程の修了式も挙行されました。
研究室では4名の学生さんが卒業、修了を迎えました。恒例のプレゼントですが、Y君には
焼酎の器でした。
Hさんには紅茶のプレゼント。
T君にはビアグラスのプレゼントでした。
修士のTさんには、
ネコの本と、なにやら公に出来ない内緒の本が贈られました。
また、卒業生達から研究室には花粉の時期に嬉しい空気清浄機と
寄せ書きを頂きました。
どうも有難う。新天地でも個性を生かして活躍して下さい。卒業おめでとう。
この度、岩永が「昆虫由来培養細胞に潜在感染する Bombyx mori latent virusに関する研究」で令和3年度日本蚕糸学会賞を受賞いたしました。日本蚕糸学会は、昭和5年(1930)に社団法人として発足した非常に歴史のある学会であり、当研究室では岩下嘉光名誉教授(1981年)、川崎秀樹名誉教授(2011年)に続いての受賞となります。
当たり前ですが、今回の受賞は共に研究してくれた数多くの学生さんや共同研究してくれた他研究機関の先生方のお陰です。これからも教育や研究に力を注いでいきたいと思います。どうも有難うございました。
なお、研究室の学生さんたちからお祝いのケーキとお酒を頂きました。どうも有難う。
将来、昆虫研究者になりたいという小学生からお手紙を頂きました。沢山の質問が書かれており、1つ1つ丁寧に説明させて頂きました。昆虫は21世紀最大の未利用遺伝資源ともよばれており、まだ分かっていない謎がたくさんあります。当研究室では、毎年夏に小学生向けの講座を開催しておりますが、そういった活動を通じて子どもたちに昆虫や科学に興味をもってもらえればと思っています。
なお、後日、丁寧なお礼状もいただきました。昆虫研究者を目指して頑張って下さいね。