桑園の夏切り
2019年7月16日
7月11日にラボ総出で桑園の夏切りを行いました。
また、防草シートを敷いてはいますが、桑の所に雑草が生えていましたので草刈りも行いました。
ご苦労さまでした。月末の講座では小学生を桑園に案内する予定です。楽しみにしています。
7月11日にラボ総出で桑園の夏切りを行いました。
また、防草シートを敷いてはいますが、桑の所に雑草が生えていましたので草刈りも行いました。
ご苦労さまでした。月末の講座では小学生を桑園に案内する予定です。楽しみにしています。
7月6日に作新高校のサイエンスキャンプに協力し、DNAの抽出やセントラルドグマを実感する実験を行いました。以下はその時の様子になります。
講義でご説明したように、様々な生物にはそれぞれの能力や特徴があります。こういった講義を通して生物学や遺伝子組換えに興味を持って頂ければと思います。
7月27日(土)にとちぎ子どもの未来創造大学「昆虫と昆虫ウイルスを見て、触って、科学する」を開催いたします。受付は6月27日夜9時からとちぎ子どもの未来創造大学のサイトにて先着順となっております。皆様のご参加を楽しみにしております。
7月28日(日)に日本学術振興会ひらめき☆ときめきサイエンス事業「昆虫と昆虫ウイルスで薬ができる?」を開催いたします。シルクを生みだすカイコの観察から、DNA抽出、遺伝子組換えまで幅広い実験を行います。講座の申込みは、日本学術振興会のサイトによるweb登録(6月10日14時より)、または宇都宮大学農学部総務係へのE-mailかFAXで承ります。皆様のご参加を楽しみにしております。
6月1日、作新高校サイエンスキャンプに協力し、当研究室ではDNA抽出の講座を開催いたしました。こちらは準備の整った部屋の様子です。
F君が電気泳動のやり方を説明しています。
ブロッコリーと界面活性剤を混ぜ合わせている様子。
H君が電気泳動を説明しています。
DNAが含まれる分画をピペットマンで吸っている様子。
F君が電気泳動を説明しています。
アルコールを使ってDNAを析出させているところです。
Tさんが電気泳動を説明しています。
Tさんがアルコールを使ったDNAの析出法について説明しています。
今回、高校1年生にはDNAの抽出実験や電気泳動を主に体験していただき、セントラルドグマ、そして遺伝子組換えについて理解していただきました。このような講座を通じて、少しでも生物や化学に興味を持ってもらえればと思います。
シスメックスに勤めているOBの仁田君が来校し、講演をしてくださいました。
講演会の後、昼食を取り、その後は研究発表会を行いました。まずは、岩永がRNAウイルスBmLVの相乗り現象について発表を行いました。
続いて修士2年のS君がやはりRNAウイルスBmLVの宿主制御について発表しました。
更に学部4年生のH君はRNAウイルスの伝播様式について発表しました。初めてのプレゼンテーション、しかも企業の方々が4名いらっしゃるということで大変緊張していましたが立派に発表していました。
続いて博士3年のF君がバキュロウイルスの変異体の解析結果について報告し、
修士1年のTさんがバキュロウイルスの遺伝子について発表しました。
発表後は懇親会を行いました。こちらは当日の料理。
こちらは懇親会終了、後片付けの時の写真です。
OBの仁田君が活躍している様子が分かってとても嬉しかったです。また、企業の方々を前にした研究発表会も学生さんにとって良い刺激となりました。更に懇親会では社会のことや会社のことなど様々な話題で参考になる話がたくさん聞けました。どうもありがとうございました。
連休前に蚕室の大掃除を行いました。こちらは高圧洗浄機で壁を洗浄するF君。
こちらは雨の中、蚕具を洗ってくれたTさん、Mさん。
洗浄後、ウイルスを不活化する薬剤を散布するS君。
また、無菌操作をする人の待ち時間を減らそうということで、倉庫に置いてあった古いクリーンベンチを実験室に再度、設置しました。
その関係で予備のプラスチックシャーレ等の棚も移設しました。
夜はお疲れ様会ということで、S君とF君で鯛めしを作ってくれました。
と言うわけでこれらを肴に一席設けました。また、F君による恒例のデザートはイチゴのチーズケーキでした。
また、OGのYさん、それから別のラボですが中の良いAさんも飛び入りし、楽しい時間を過ごしました。蚕室の掃除、お疲れ様。そして美味しい料理、ご馳走様でした。
4月5日にラボにいたメンバーで、論文のお祝いと、F君の内定祝い、また、ラボの名称変更のお祝い、それからTさんの誕生日祝いを兼ねて一席設けました。
こちらは卒業旅行で購入した「清開」、卒業したIさんから頂いた「月の井」、また、先月OBのI君から届いた「二人舞台」です。どうもご馳走様でした。
色々とおめでとう。今年度も、楽しいことがありそうです。
日本ウイルス学会の学会誌「ウイルス」で「昆虫ウイルスの最前線」という特集が組まれ、そこでBmLVの研究に関する総説を執筆致しました。
この総説では、BmLVの発見からBmLV陰性細胞の樹立やBmLVの不活化、そしてBmLVに対する宿主側の生体防御について、これまでの研究に関してまとめました。
4月1日に研究室の名称を昆虫機能利用学研究室から分子昆虫学研究室へと変更致しました。当研究室は1949年宇都宮大学開学の際の応用動物学講座として発足し、1951年には害虫学研究室(現在の応用昆虫学研究室)と分離する形で養蚕学研究室となりました。以来、蚕学研究室、昆虫機能利用学研究室と研究分野や研究手法の変更に伴って名称を変えて来ました。今回、より一層、分子生物学的な手法によって昆虫と昆虫ウイルスの相互作用を解明し、新たな物質生産系を構築しようと研究室の名前を変更させていただくことになりました。
これらの模型は宇都宮大学の前身である高等農林時代におそらく講義などで使用されたもので、カイコの病気の様子や、様々な品種、そしてメンデル遺伝を表したものです。この様に、長い歴史のある研究室の伝統を大切にしながら教育、研究を進めていきたいと考えております。今後共、どうぞよろしくお願いいたします。