脱穀と調整

収穫したサンプルの収量調査と圃場のイネの採種を行う合間に、食味調査用のサンプルの脱穀と調整を実施。
継続して確認している系統に加え、今年は新たな実験系統も含まれているので種類が増加。
さらに、今年から基盤教育の講義で実施する食味試験のサンプルも含まれているので例年より作業量が増えています。

まずは穂から籾を外し、もみすり機で脱穀。
脱穀後のサンプルはふるいにかけて未熟米やゴミを除去。
そのあとは地味にピンセットで残った籾殻や被害粒などの除去を行い、綺麗な玄米を選別。
最後に、精米機にかけて、精白米を真空パックして保管。

とりあえずいつでも食味試験を実施できる様に準備が終わりました。
田圃が片付いたら、炊飯して官能試験、成分分析など行っていきます。