2024年始動

2024年が始まりました。

1月と2月、まずは卒業論文発表。
本研究室では卒業論文をしっかり書いてから、発表に向けた準備を開始しています。
はじめに発表要旨を書き、デジタルアブストラクトを作成して学科へ提出。
最後にポスターを作成して、当日のフラッシュトークによる1分間の説明とポスター発表の準備を進めます。
今回は本研究室から2名が発表(湛水直播栽培に関する研究と倒伏抵抗性の研究)。
二人ともお疲れ様でした。

一方、研究室では本年度予定の実験を実施中。
まずは昨年の12月から始まった稈内のホロセルロース、α-セルロース、ヘミセルロース含量の測定。
これが終わると同じ構造性炭水化物であるリグニン含量測定を開始。
リグニン測定には多検体に向いている「チオグリコール酸リグニン法」を用いているのでセルロース類の測定よりは短期間で完了。

続いて、別の研究でサンプリングしたイネの葉身の窒素含量を測定。
こちらも多検体に向いている「改良デュマ法」を用いているので数日で完了。

本年度もあと1ヶ月くらいですが、まだ実施予定の実験が3つあります。
これらを早急に終わらせて、4月から始まる研究の準備をしなければなりません。
とりあえず、やるべきことを地道に進めましょう!