ここでいう「保管庫」とはフリーザーや毒劇物が入っている保管庫のことです。
まずはトップページ。リストの下のほうには毒劇物の保管庫があります。
フリーザーのドアを開くと、たいてい4つぐらいに区画に分かれておりそこには引き出しがあると思います。これを「ラック」としています。この図(-80℃のフリーザーの上の上半分)にはラックが4つある、ということです。
つぎに、ラックを選びます。この場合、ラックを引き出すとさらに横4×縦5の区画に分かれており、各区画にはボックスが入れられるようになっているので、この区画を「ボックス」としています。後ほど出てくる「保存ボックス」が入ります。
さらにボックスを選択します。
そうするとこのボックスには「保存ボックス1」と書かれた箱が入っていることがわかります。「保存ボックス1」をクリックすると「保存ボックスDB」に移動し、さらに中身が表示される仕組みです。「保存ボックスDB」の説明は後ほど。
このスペースには箱を1つ入れると満杯になるので「空きスペース」は「満杯」で、色も赤色になります。
こういう複雑なフリーザーもありますが、普通のフリーザーはもっと単純で、ドアを開くと縦に8段あり、それぞれ引き出しがついているものがあります。例えばこんな感じ。
ここは共通試薬を入れている場所です。ラックを選択することで情報を修正したりできます。
トップページに戻り、今度は検索です。
リストから選ぶことができます。
例えば「保存ボックス083」の場所を探したい場合、リストを選ぶと
D2 電顕部屋の縦型-80℃(上の下半分)のラックの位置が「1_1」さらに内部のボックスの位置が「3_1」であることが分かります。
といってもよくわからないので、この3_1をクリックするとその場所の図で出てきます。青色背景の部分です。
(本来、この場所は保存ボックス083でいっぱいになっているので「満杯」にすべきですね。)
ちなみに毒劇物用薬品庫(大ビン用)はこんな感じ。「毒劇物DB」で薬品の保管場所をここに登録したものが赤文字で表示されます。
保管庫の情報のページ。新規登録もこの画面から。縦横の数を登録するだけです。
保管庫DBの紹介は以上です。
まだ全部のサンプルが登録されていないので画面上はスカスカな感じですが、どこも結構埋まっています。卒業生の遺産がそのまま残されて無駄に(?)スペースをとっているので、時々整理する必要がありますね。