3月に仙台で行われた令和6年度日本植物病理学会大会において、煉谷裕太朗助教が学術奨励賞を受賞しました。

受賞タイトルは「ウイルスの感染に必要な植物の因子の探索」で、特にポテックスウイルスと呼ばれるウイルスグループが植物に感染する際に必要とする植物の遺伝子を同定し、それが様々な植物に保存されていることを明らかにしました。今後はこの遺伝子をゲノム編集技術などを用いて欠損させることで、ポテックスウイルスに抵抗性の植物の作出が期待されます。

また、この受賞により宇都宮大学農学部の名誉に大きく貢献したことから、農学部栄誉賞も受賞しました。