10月2日、かつてないほど強力な台風24号を無事やり過ごしてくれた稲たちを刈り取る作業が行われました。
ご覧のように見事な秋晴れでした。
植病、育種、そして作物研合同で行われるこの稲刈りは毎年の恒例行事であり、D3の益子さんはなんと7回目という学生不倒記録を樹立しました。
主に女性の方がたおやかに稲を刈り、男は力強く紐で縛り上げるという流れです。このように少しずつ前進していきます。笑顔が眩しいです。
後はひたすら縛っていきます。稲の葉はギザギザしていて、半袖の人は腕を傷つけながらの作業でした。長袖推奨。収穫を進めながら、稲を干すための竿を鉄パイプと金具で組んでいきます。各国の力自慢の方たち、植病からは西川先生とキマシーさんが代表として威信をかけて建設してくださいました。ありがとうございました。
そして稲は天日干しの刑に処されていきます。
まだまだここから脱穀や籾摺り、精米という過程を経てやっとみんなが食べる白くてつやつやなあの「白米」になるのです。
みなさんちゃんと「白米」を食べていますか?
パンも美味しいけれどやっぱり「白米」は私たちに欠かせない存在です。
こんなにも手間暇をかけて食卓にやってくる「白米」。
これからもありがたく頂こうと心に誓えるいい経験になりました。
(文責:山本)