以前作成した「人工気象器室の利用状況」のページですが、各人工気象器に温度計を入れ、その温度をこのページで見られるようにしたいと思いました。
そこで購入したのがスイッチボットの温湿度計。ハブ経由でインターネットにつなげばスイッチボットのAPIを利用してなんとかなりそうでしたので。
とりあえず植病が使っている6台分の温湿度計とハブミニを購入。
このシステムの肝となるのがGoogleのスプレッドシートとApps Script。Apps Scriptで10分おきに各温湿度計のデータを読みに行き、スプレッドシートに記録します。トップページでは直接スイッチボットにアクセスし、現在の温度と湿度が表示されるようにしました。
分かりやすくするために黄色背景で温度、湿度を表示しています。
設定温度より5℃以上ずれると赤色の背景になります。
「過去データ」をクリックするとスプレッドシートからデータを読み込み、直近1日の温度と湿度が折れ線グラフで表示されるようにしました。
さらに「過去1カ月」をクリックするともっと遡って確認することができます(たぶん使わないですね。)
温度表示機能を追加したことに伴い、各人工気象器の編集ページも少し修正。
追加した機能は
・その気象器に入れた温度湿度計を選択できるようにした。
・温度が異常になったとき、利用者にメールで通知が届くようにした。
とりあえず、これぐらいの機能があれば十分でしょう。
温湿度計の遠隔監視システムはすでいろんな会社から販売されていますが、きっと何10万円もすると思います(知らんけど)。
使い勝手なんかを考えるとやはり自作でできるほうが良いですね。しかも格安でできますし。
一度このシステムができれば人工気象室や閉鎖系温室などにも簡単に展開可能です。(西川)