トマト退緑ウイルス(ToCV)、トマトインフェクシャスクロロシスウイルス(TICV)をRT-LAMP法で簡易迅速に検出できるプライマーを作成し、インドネシアで採集した3年間のトマト葉で検出を試みた論文です。

従来はRNA抽出やPCR後の電気泳動が必要だった検出法も、RT-LAMPなら感染葉の粗抽出液を用いて、核酸の増幅をリアルタイムに検出することで、ウイルスの有無を見ることとが出来るようになりました。今年3月に修士課程を修了した小林さんがやってくれた実験で、いろいろな条件を検討してもらって、それぞれを検出できるようになりました。

2023年1月24日までは無料でダウンロードできるようですので、興味のある方は読んでみてください。
(文責:煉谷)