人工気象器室とは人工的に温度、日長管理ができる人工気象器を何台か置いてある部屋です。人工気象器も人工気象室と同様に天気に左右されず、再現性のある植物生育状態を実現させることのできる部屋です。また、ここでは遺伝子組換え植物も扱うことができます。遺伝子を改変したウイルスを接種した植物も法律上遺伝子組換え植物に該当するので、よく利用しています。
まずはトップページから。前回の人工気象室の利用状況とほとんど同じです。
部屋のレイアウトをそのまま表現しているので上が部屋の奥、下が部屋の入り口です。
気象器はそれぞれ所有する研究室が決まっているので課金情報の管理などはしてません。
また、研究室ごとに色分けして表示させているのでパッと見すぐに分かります。
画像はデモデータを入れたものです。
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次は修正画面です。各種情報の登録、変更ができます。機器名や研究室名は一度設定してしまうと当分の間変更はしないですね。機器の入れ替え時ぐらいでしょうか。
使用しない場合(=使用者や植物はない)は「削除」ボタンを押すことで温度、日長、使用者、コメントなどの情報が一度に削除されます(機器名と研究室名は残ります)。
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トップ画面の下のほうです。
ここも使用研究室の数が表示されます。利用料金を徴収しているわけではないのであまり意味ないですが。
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とりあえず以上です。
人工気象器は所有研究室が決まっているのですが、使用していないときは他の研究室も使えるようにすれば良いですね。この部屋には現在11台の気象器があり、もうこれ以上入れられないので効率よく使っていきたいですね。
(2025年1月22日 追記)
温湿度計監視システムを追加
現在の温度と湿度が表示されるようにしました。
「過去データ」をクリックすると直近1日の温度と湿度が折れ線グラフで表示されます。
さらに「過去1カ月」をクリックすると直近1カ月の温湿度の変化を確認することができます。
また、このシステムでは温度が異常になったとき、利用者にメールで通知が届くようにしました。