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「室員専用ページ&DB紹介」内に「名簿DB」を追加しました。

DBシリーズの1回目です。全部で何回あるか分かりませんが(笑)

えーと、最初に言い訳をしますが、プログラムはPHPフレームワークなどを使わず、ほぼフルスクラッチで書いています。しかも普通のテキストエディタで。なので必要な機能が実装出来たらその時点で満足してしまい、デザインを考える意欲は無くなります(笑)なので、見た目がショボイのはお許しください。誰かデザインセンスのある方でCSS(Cascading Style Sheets)が分かる方はお知らせください。

さて、話は戻して、今回の名簿DBですが、これは住所録のようなものですが、それをWeb上で管理しています。たいてい住所録は専用ソフトやエクセルで管理していると思いますが、そうすると登録作業や共有することがちょっと面倒ですよね。たとえば3年生が配属されて研究室に来た時にその場で連絡先を登録してもらいますが、我々のシステムだと複数のパソコンを使って全員同時に登録ができます。時短!

また、情報を一元管理することで用途に応じてさまざまな形で出力することができますし、情報の修正も1回で済みます。例えば「研究室の名簿」「〇〇研究会の名簿」・・・のように複数の名簿があり、同一人物が複数の名簿に載っている場合、データを修正する際は全部の名簿を修正しないといけませんが、そういう煩わしさからも解放されます。

メールソフトは主にOutlookを使っていますが、研究室に配属された新メンバーのメールアドレスの登録も簡単です。メールアドレスの直打ちどころか、コピペすらしません。詳細は「名簿DB」をご覧ください。ちょっと情報量(機能)が多くて長いですが、まだまだ序の口ですよ(笑)(西川)

研究室内だけで室員が閲覧できるページ(室員専用ページ)というものをずっと前から構築しているので、ここで紹介していきたいと思います。メニュータブの「室員専用ページ&DBの紹介」をご覧ください。

初回は「室員専用ページ」で、ポータルサイト的な感じになっています。リンク先のページやデータベース(DB)は追々紹介していきますので楽しみに待っていてください。

ちなみに現在使っているこのWebサーバー、かなり古いので近々新しくする予定です。基本、Apache、PHP、MySQLで構成されていますが、これらのバージョンは古く、そもそもOSがとっくにサポートを終了しています。サーバーを新しくする前の思い出作りに(?)と思ってこのHPで紹介しようと思いました。

研究室内での情報共有としてよく使われているのがNAS(Network Attached Storage)ですよね。もちろん植病でも使っています。ただ、単にファイル置き場としては設置や管理が楽でよいですが、それ以外の情報、例えば試薬の注文・購入履歴などをNASで共有するのはちょっと面倒です。エクセルファイルを共有すれば良いかもしれませんが、複数人が同時に更新できなかったり、いろいろ面倒なことが起こります。そこでDBを使ったサイトを作りました。詳細は後日。(西川)

分子農学プログラムの修士論文発表会がオンラインで行われました。
卒論発表会とは違い、Zoomを使ったリアルタイムの発表です。

みなさんすばらしい研究をしており、学会発表のようでした。

ウチの研究室からは3名の発表がありました。

小林さん:とあるウイルスの移行タンパク質の特定やトマトへの接種法を開発した、という内容です。感染性クローンが本来の宿主であるトマトに感染しないという”クセ”のあるウイルスを上手に扱い、見事感染させました!良かったです。

福島さん:とあるムギのウイルスを扱い、これは感染性クローンはムギに感染するけど、外来遺伝子(GFP)を発現するようにベクター化するとムギに感染しなくなるという、これもかなり”クセ”のあるウイルスです。学部3年の研究室配属時から研究を開始し、途中で何度も心が折れかけましたが約3年かけてやっと感染させることが出来ました!研究者魂というか、執念はすごいです。実験量も半端なく、すごく努力していましたし、やっと努力が報われた感じがしてちょっと泣きそうになりました。

小堺君:キュウリに感染するとあるウイルスの弱毒化のメカニズムの解析で、某企業との共同研究です。特許が関係しているので秘密保持の観点から学生は発表を聞くことができませんでした。教員からは同意書を頂きました。このウイルスは感染性クローンを作るのが難しいやつなので、なかなか大変でした。就職先でも同じような研究をすると思うので、これからも共同研究を続けられると良いですね。

3名ともかなり”クセ”のあるウイルスを扱いましたが、ちゃんと良い結果を出したと思います。
お疲れさまでした!(西川)

時が経つのは早いもので、もうすぐ2021年も終わってしまいますね。

年越し前にブログを更新しなければと思い、今年配属された3年生を紹介します。

なんと、今年も5人の3年生が入ってくれました!


学生の人数が増えて、畑作業や掃除が捗りそうです。

3年生の皆さん、よろしくお願いします☆

来年はもう少し更新頻度を上げられるように頑張りたいです。それでは~。

(文責:山口)

先日オンラインで公開されたオオムギ縞萎縮ウイルスの論文(https://doi.org/10.1270/jsbbs.21017)ですが、論文内の図が71巻4号の表紙を飾りました!知り合いは誰も冊子体を購入しておらず、実物が見られなくて残念でしたが、HPにPDFがUPされていたので良かったです。

表紙を飾ったのは2019年のJGPP(85巻4号)以来ですね。これからも表紙映えする写真を意識したいと思います。そこらへんは今どきの学生のほうが得意なのかもしれません。

あと、宇大のHPにもプレスリリースが出ました。もっと早く出しても良かったのですが、冊子体が出る(表紙を飾っている写真が出る)のが10月になってからだったので仕方ないですかね。宇大にはもっと良い成果を発表しているにもかかわらずプレスリリースを出していない先生が多いので、ちょっともったいないですね。(西川)

ダリアコモンモザイクウイルス(DCMV)を日本で初めて発見し、感染性クローン構築した論文がArchives of Virologyに掲載されました。DCMVは2008年に初めて発生が報告された新興ウイルスの一つで、感染性クローン構築は世界初です。今年卒業した修士課程学生の成果が早々に雑誌発表できて嬉しく思います。
https://link.springer.com/article/10.1007/s00705-021-05225-5

文責:煉谷

オオムギ縞萎縮ウイルスの全5系統を全てGFP発現ベクター化し、オオムギのいくつかの抵抗性品種に接種したところ、GFP蛍光の有無と圃場での感染の有無が一致した、また、効率的な接種法を検討した、という内容です。
https://doi.org/10.1270/jsbbs.21017

また、本研究は「イノベーション創出強化研究推進事業」の支援により行いました。栃木農試との共同研究です。
各種ウイルスの感染性クローンは過去に在籍していた学生たちの努力の賜物です。やっと日の目を見ることが出来て良かったです。
GFP発現ベクターは今後いろんな解析で使っていきたいですね。

こんにちは、折りたたみ傘が手放せない時期ですね。

前回の学位記授与式の記事から3か月が経ってしまいました…。

今回は、学部3年生のアグリバイオサイエンス実験の様子を紹介します!

植物病理学研究室は6月14日から7週にわたって担当し、菌類病や細菌病の観察、ウイルスの検出を行います。

第2回の6月21日は、ジャガイモを使ってPSA(Potato Sucrose Agar)培地を作りました。

PSA培地とは、名前の通りジャガイモ、スクロース、寒天からなる培地です。

今回はジャガイモを刻んでひたすら煮込むところから作りました!

しっかり換気をし、3密を避けてジャガイモを煮込んで実験しています。

調理実習のような雰囲気のなか、みなさん楽しそうに培地をつくっていました!

第3回からは、ここで作った培地を使って実験を行っていきます!

お楽しみに☆

(文責:浅岡)